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心理学専攻 産業カウンセリング/キャリア・コンサルティングコース

職場環境の改善に役立つために

役立つために産業領域におけるカウンセリングやキャリアに関する相談援助の理論、方法について学び、産業カウンセリングやキャリア・コンサルティングに関連する資格取得に必要な基礎力を身につけます。

このような方におすすめです

  • 従業員の心の相談に必要な知識を身につけ、職場環境の改善に活かしたい
  • 働くうえでのモチベーションの維持、向上を目指したい
  • 企業・組織を効率よく拡大する中で必要なキャリアマネジメントに心理学を活用したい
  • 自らのキャリア形成の一つに心理学を活かしたい

カリキュラム

2020年度 カリキュラム

予定のため変更になる場合があります。

講義内容

共通科目は全学部・学科共通です。

建学科目
仏教(自己を見つめる) 2500年ほど前、インドで成立し、アジアを中心として世界各地に伝わり、人々の生き方に大きな影響を与えてきた仏教の思想と歴史について学ぶ。仏(ブッタ)とは「目覚めたもの」という意味であるから、仏教を学ぶことはブッタの目覚めを学ぶことに他ならない。すなわち、自己と他者、 そして世界の在り方を徹底して見つめ、生きとし生けるものの「いのち」の在り方に気づき、目覚めていくことが仏教を学ぶ意義ということになる。
基礎科目
大学基礎 この「大学基礎」は、武蔵野大学通信教育部での学習の入門科目にあたります。この科目では、武蔵野大学通信教育部での学習に用いるWBT(Web-Based-Training)システムの使い方を理解します。さらに大学生としての学びの姿勢とレポート作成を中心とした技術についても理解します。この科目の履修によって、武蔵野大学通信教育部での学習が円滑に進められることをねらいとしています。
人間論 この講義は、人間科学部の4年間の学習の基礎として、人間に関する基礎的知識と多元的認識能力を学生各人に与え、総合的人間理解の基礎を形成することを目的とする。特に、東洋思想面と西洋思想面から講義が行われる。
心理学概論 心理学とは人間の行動を科学的手法を用い て研究する学問である。得体のしれない存在である「こころ」を研究の対象とすることはできない。そこで客観的で観察・測定可能な「行動」として表出された 心的現象が研究の対象になる。この科目では、このような「こころ」を理解する上での科学的態度を理解することを第一の目的とする。さらに環境認知、行動変 容、動機づけ、性格・知能、発達、社会的行動など現代心理学の中心的領域を概観することで、その基礎的知識の習得を目指す。
心理測定法 心理学には、養育や教育が心や行動に及ぼす影響を調べる、あるいは、心の病に対応する方法を見出すなど、多様な研究が含まれるが、心理測定法ではその中でも次にあげる3点を身につけることを特に重視している。1点目は、「心を科学的に研究するための方法」である。2点目は、「心を測定するための方法」のである。心は目に見えないものであるが、それを何らかの方法で測定し、適切な方法で分析し、考察した上で発信する必要がある。3点目は、「研究結果を発信するための振る舞い」である。なお、本科目は「心理学研究法」と「心理統計」の内容を含むものである。
心理アセスメント法 心理アセスメント法の講義では、心理検査の歴史、また様々な検査の特性や測定する内容を学び、医療、産業、司法などで一般的に用いられている検査の概要を理解することを目的とする。また、それぞれの心理検査の実施方法、限界点についても概説する。
心理学実験実習1 知覚、運動、認知、記憶、思考、人格、社 会的行動などの心理学の各分野から特に人間に係わるテーマを取り上げ、独自に行える初歩的な心理学実験を実習する。これを通じて、心理学の実験とはどんな ものかということについて学ぶとともに、実験計画、刺激提示、データ収集、レポート作成などの方法を習得する。
学習心理学 本科目では、学習心理学に関して、まず、その発展の起点となったパヴロフ(条件反射)の研究を概観し、さらにスキナー(オペラント条件づけ)の研究へと目を向けていく。そして、学習の所産としての記憶の研究、さらにそれら研究の知見を基にした教育現場・臨床現場への応用という実践的な問題についても考えていく。すなわち、伝統的な学習心理学と、教育心理学、臨床心理学に取り入れられた、より実践的な学習心理学の関係についても考えていく。学習心理学の知見に触れることは、心理学の重要な歴史的変遷を辿りながら、人間の、特に行動の変化をとらえるための科学的な視点を獲得することでもある。
発達心理学 「発達心理学は、年齢に関連した経験と行動にみられる変化の科学的理解に関する学問である」と言われている(バターワースら, 1994)。本科目では、そのような行動にみられる変化(ならびに変化の可能性)を、特に「生涯発達という視点」「社会との関係性」という2つの点を重視し、科学的に理解するためのまなざしを培っていくことを目標とする(このようなまなざしは、人間を捉える上での重要な構えを与えてくれるものである)。
臨床心理学 この科目では、臨床心理学の基礎として、 統合失調症、うつ病、不安などの心の病について学ぶ。ただし、医学的・生物学的な話題は最小限にとどめ、むしろ心理学がこれらの心の病の治療にどう貢献で きるのかを考える。具体的には、近年普及しつつある認知行動療法の視点に立ち、各疾患に特徴的な思考パタンを明らかにしつつ、心の病の心理学的理論や、そ の理論に基づく病状の査定、評価方法、治療の考え方と今後の課題について学ぶ。
社会心理学 社会心理学は、個人と社会のかかわりについて研究する学問であるということができる。本講座では、社会心理学の諸研究を通して人間や社会・集団に対する深い理解と洞察力を養うことを目的としている。
認知心理学 人間はさまざまな場面で、実に巧妙なふるまいを見せる存在だといえる。そのような能力を支えているのは、現実世界をすばやく把握し理解するとともに適切な認識や行動を成立させる基盤としての、生理学的・心理学的な仕組みや働きである。そこで、外界と主体とをつなぐ感覚―知覚―認知のシステムや、経験により獲得した情報をたくみに利用する記憶、学習、思考のシステムを統合的に理解することにより、人間行動の本質に迫る。
パーソナリティ心理学 私たちは、人間のパーソナリティを分かりやすい形で把握しようとする作業を日頃から行っているが、このことは心理学においても大きなテーマになっている。さらに個々の人間のパーソナリティがどのように作られるのか、という点の解明も大きなテーマになっています。 本科目では、上記に述べた、パーソナリティの把握やパーソナリティの形成要因に関する心理学の基礎的な知見の習得を到達目標とする。
教育心理学 教育心理学は、文字通り「教え、育てる」或いは「教えられ、育てられる」という人間の営みを心理学の理論的知識と方法によって科学的に解き明かそうとする学問である。そして、その学問的知見が教育の改善に貢献することが期待されている。 この科目では、教育心理学の基礎理論を理解することによって、不登校や学力低下をはじめとする教育にかかわる様々な事象を考える理論的視座を獲得することを目的とする。
心理学実験実習2 知覚、運動、認知、記憶、思考、人格、社 会的行動などの心理学の各分野から心理学実験実習(初級)で扱わなかったより高度な器材を用いた心理学実験を実習する。これを通じて、心理学の一般的な実 験器具、装置の扱い方に習熟すると共に、より高度な実験計画、刺激提示、データ収集、データ分析、レポート作成などの方法を習得する。また、被験者を依頼 する場合の礼儀と倫理についても学ぶ。
日常学習の心理学 日常生活の場は、そのまま学習の場と言っても過言ではない。ギターが弾けるようになる、サッカーのリフティングが出来るようになる、教室で発言する時に手を挙げるようになる等、日常生活における現象の多くが学習の賜だからである。本科目では、学習の心理学的研究、すなわち、条件反射、オペラント条件づけ、記憶の研究、さらにそれら研究の知見を基にした教育現場・臨床現場への応用という実践的な問題についても概観した上で、それぞれの知見を基に、日常生活を学習という視点から捉えるまなざしを培うことを目標とする。
認知行動アプローチの心理学 心と行動の理解のための臨床心理学的理論の一つに認知行動アプローチがある。認知行動アプローチは、あいまいに取り扱いがちな「こころ」を、データに基づき、社会心理学や認知心理学の理論を用いて出来る限り実証的に取り扱おうというものである。抑うつ、対人不安、妄想という精神活動は精神病理ともいうが、非常に軽微なものであれば私たちの誰にもあり得る精神活動である。自分の気持ちと照らし合わせながら、認知行動アプローチで理解すること、またこれらへの対処を学ぶ。
産業心理科目群
生理心理学 本科目では、人の心が複雑な構造や機能をもつ脳の働きによるものであると学ぶ。また、細胞・分子といったミクロなレベルから、精神疾患と脳との関係に至るまで、基礎的な生理心理学の視座を学ぶことを目標とする。さらに、脳の構造や、中枢神経系の機能など、ヒトにおける高次な脳機能のメカニズムについて学習を深め、知覚、記憶、学習、情動、言語、動機づけに深く関与する生理および心理を理解する。より深い人間理解のために、これらの知見を他の学問においても活用できることを最終目標とする。
産業・組織心理学 産業・組織心理学は、一般には産業活動全般を対象としてそこに生じる諸問題を心理学の知識と方法を用いて解明していくもの、と考えられている。 高年齢化、高学歴化、女性の職場進出、国際化、情報化など現代の社会環境は大きく変貌してきている。応用心理学の一分野として発展してきた産業心理学は、こうした環境変化の中で研究領域も広がってきた。このような状況を充分把握した上で、この授業では産業・組織心理学の主要テーマおよび主要理論を理解し身につけることを目標とする。
環境心理学 この科目では「環境心理学的な視座から人間と環境との関係を捉えるとはどのようなことか?」を理解することを主たる目的とし、環境と深い相互浸透にある心の働き・実相について、質的・生態学的・臨床的な視点を学ぶ。さらに、環境心理学が取り扱う問題事象は、ごみ処理や近隣騒音といった地域環境問題に関わるものからオゾン層破壊や酸性雨といった地球環境問題に関わるものまで多種多様であることを理解し、その問題解決あるいは緩和するためには心理学だけでなく、建築学、環境社会学、人文地理学、環境教育学等を含んだ学際的なアプローチが不可欠であることを学ぶ。
人間生活工学 大部分が人工的環境で行われる現代の人間の生活や労働の営みが、目的に適った行動を円滑かつ合理的に実現するためには、人工的環境と個々の人間との最適な関係を作り上げて維持しなければならない。この場合、人間の幸福を第一に考える人間優先、人間中心の観点が重要である。そのような考え方や手法を磨き上げ提供するのが人間工学、ないし人間生活工学の役割である。この科目では、人間工学がどのような事情で成立し、それぞれの領域で発展してきたかを学び、現実の生活を見直す眼を養うことを目標とします。
キャリア概論 本科目では、昨今のキャリア形成に関わる問題を広く概観し、知識、理解を深めることを目的とする。組織(=社会・地域・学校・会社)との関わり合いの中で、個人のキャリア形成が日本ではどのように進展してきたのかを確認する。また、日本的経営の中で育まれてきたキャリアとはどのようなものか、日本的経営の変化により近年のキャリア形成はどのように変化してきたのか、今後のキャリア開発やその支援には何が必要なのか、といった課題について考えていく。
産業カウンセリング 現在の産業組織において、産業カウンセリ ング(ここでは企業組織におけるカウンセリングを意味する)、産業カウンセラー(ここでは企業組織におけるカウンセラーを意味する)が組織及び個人から期 待されている背景と果たす役割・意義について、カウンセリングの起源、発達史も踏まえて概説する。 また、産業カウンセラーに必要とされる能力・技能についても解説。産業カウンセリング場面で用いられる心理検査については、実際に体験することで活用法を学ぶ。
労働法 労働法の基本理念は、働く人たちに「人たるに値する生活」を保障しようとするところ にある。しかし、その具体的な内容は時代とともに変遷をとげ、特に近年では法改正が頻繁に行われるだけでなく、訴訟においても次々と新しい論点が浮上しつ つある。この科目では、労働基準法、労働組合法、雇用機会均等法や労働者派遣法その他重要な関連法規や代表的な裁判例を検証し、雇い雇われて働く際の法的 なルールを理解できる力を養成する。
キャリア・デザイン学 近年、どのように働き、どのように生きるかといった「キャリア」への関心が高まっており、一人ひとりが自律的、主体的にキャリアをデザイン(設計)していくことが求められている。さらなるキャリア・アップを目指して、大学やさまざまな教育機関でもう一度学びたいと考える社会人も増加している。本科目では、キャリアに関する理論や基礎知識を身につけながら、生涯発達の視点からキャリア・デザインについて学ぶ。さらに、自らの生き方、働き方を振り返り、社会人学生という学びのキャリアを通じて、自分自身のこれからのキャリア・デザインについて考えていくことを目標とする。
臨床心理科目群
カウンセリング論 臨床心理学的な援助の実際として、カウン セリングをどのように行うかを学ぶ。チームのあり方、枠組みのとらえ方や検討の仕方についても考えが及ぶようにする。この科目は、これまで学習した心理学 全般について応用・実施することを学ぶものである。したがって、3年次までの心理学の諸科目を履修していることが前提となる。
犯罪心理学 犯罪の病理と司法における精神医学と心理学の役割について学ぶ。(オムニバス方式) (1)犯罪心理学(被害者)と題して犯罪の被害について、主として心理学的、精神医学的側面から学ぶ。これまでこの分野で取り上げてこなかった被害者の心理と回復の問題、犯罪被害者の権利と心理学の問題などについて考える。 (2)犯罪心理学(加害者)と題して犯罪の加害について、主として心理学的、精神医学的側面から学ぶ。
心理療法 この科目では、心理療法家となるために知っていなければならない「心構えと倫理」を学ぶ。そして、多数ある心理療法の学派・技法の中から「クライアント中心療法」「自我心理学」「対象関係論と自己心理学」「分析心理学」「行動療法と認知療法」「支持的精神療法」に焦点を絞り、それらの歴史的展開と特徴を学ぶ。この科目では心理療法のあくまで基礎的知識の整理をすることが目標となります。
心理診断法 人の心をどう理解するか、古今東西さまざまな方法が試みられてきた。その中でここでは、心理学の立場から、さらにその中でも主として心理テストという道具を用いた方法を概観する。それは、哲学や 宗教、自然科学などがある中で、あくまでひとつの方法であり、仮説の積み重ねであるが、我々は何からできているか、何者であるのか、自分自身や周囲、あるいはそれを通した外界を理解しようとする試みの集合体でもある。これらの歴史と広がりを感じていただきたい。
カウンセリング演習 カウンセリングとは心理学に基づいて行われる援助活動です。 この科目では心理学をベースとしたカウンセリングの理論や知識、カウンセリングの技法を体験的に学ぶことを目的とします。 また、この科目では個々の技法を身に付けるというよりは、受講者が自分自身の「人間関係の築き方」および「コミュニケーションの取り方」に気づくこと、さらに、カウンセリングを客観的かつ主体的に考察することを目標とします。
行動療法 この科目では、心理療法の各論(考え方の違いなどに基づき分類した場合の各理論)の1つである行動療法について、心理療法の中での位置づけ、背景にある行動理論(学習理論)、および、問題になりやすい症例(事例)に対する技法(方法)、それぞれにおける基本を理解することを目的とする。
学校心理科目群
心理教育評価 家庭や学校などで子どもの心の問題への対応を考える場合、まずは発達途上にある子どもたちの発達段階について正しく理解することが必要である。その上で、子どものつまずきのきっかけや心のありよ うを把握し、適切に評価することが専門的な対応を考える第一歩となる。本科目では、児童期、思春期、青年期それぞれの特徴や、その時期に見られやすい心の 問題について理解を深め、心理学的な評価の方法についても学習する。
学校カウンセリング この科目では、学校カウンセリングをめぐる学校心理臨床の実際について、その理論・方法を考察することを目的とする。通常「学校カウンセリング」の定義としては、「教職員が行うカウンセリングマインドをもとにした教育的カウンセリング」と「スクールカウンセラーなどの心理専門職が行うカウンセリング」の両方が包含されるが、この科目では後者における「スクールカウンセラーなどの臨床心理学を基盤としたカウンセリングの理論と実際」を学ぶ。
精神医学 本来、人の目に見えない人間精神の病を、いかに描き出すのか?精神の病という視点から、逆に、人間精神というものを照らし出せば、そこには何が見えてくるのか?特に昨今、話題となっている、引きこもりや反社会的な行為、境界例や自己愛の病理といった、具体的な問題をもつ症例を提示しながら、こうした問題について考えていきたいと思う。
障害児教育 教育において画一的な平等は、時に不公平を招く結果となることがある。障害児教育とは、特別な教育的ニーズをもつ障害児に、特別な配慮をもって行われる教育のことである。ここでは、多様な障害を持つ子どもの特別な教育的ニーズと、特別な教育的配慮について理解することを目標とする。
家族関係論 家族関係論を学ぶことは、まず、家族についての固定観念を取り払うことから始まる。そして最終的には、「家族」をどのように考えたらよいのか、「家族」の見方そのものを学ぶことを目標とする。家族関係論が積み重ねてきたいくつかの領域について大まかに学んだうえで、子どもの虐待、ドメスティック・バイオレンス、ジェンダー、高齢者、障害者など、現代的な問題もあわせて考える。
臨床発達心理学 生涯発達心理学的視点から、子育て支援や発達支援に関する理論・知識をまなび、さらに、この分野の学会連合資格である「臨床発達心理士」についても概観する。「臨床発達心理学」が「臨床心理学」と「発達心理学」の融合によるものではなく、真の意味での「発達心理学」であり、どの発達段階における支援においても重要な基盤となることをまなんでいく。
看護心理科目群
グリーフケア・トラウマケア 喪失体験に対するグリーフについて、これまで行われてきた研究を概観したり様々な資料や文献から学んだりして、その知識をもとに遺族のケアを考えていく。また、トラウマについてはPTSDを中心に知識を得て、そのケアについて考える。さらに、グリーフやトラウマ、そのケアについて、実証的な研究がどのように行われ、そこからどのような知見が得られているか、学術的な内容を理解することも、この科目の到達目標である。
ターミナルケアと看護 ケアの基本は、ケア対象者を1人のかけがえのない人間として捉え、ケア対象者と全人格的に向き合うことにある。特にターミナルケアの現場では、その本質的な実践が求められる。本講は、ターミナルケアに関心を有する、更には将来的にターミナルケアへの専門的な関わりを想定している学生を対象とし、ターミナルケアの基本的な事柄、および実際の臨床現場で直面する諸問題について理解と洞察を深め、ターミナルケア提供者としての基本的能力を身につけることを目的とする。
死生学 死生学(サナトロジー)とは、人間が生き、そして死ぬということはどういうことなのかについて考える学問である。「生・老・病・死」学といってもよいが、単に自己の生老病死だけではなく、他者の生老病死をいかに受け止め、それにどのようにかかわっていくかも含めて考える必要がある。具体的にはターミナル・ケア、癌告知、脳死、臓器移植、人工授精などの問題を取り上げる。また、生死と宗教のかかわりについても学んでいく。
老年学 この科目では、高齢化をキーワードにして、長寿化、あるいは人口の高齢化は人間の生活にどのような影響を及ぼすのか、高齢社会の提起する課題とその解決法などに関して学際的な立場から検討する。そして、すべての世代が共生できるような社会の実現を考えることを目的とする。
生命倫理 生命倫理は生命に関する矛盾した状態の発生に対応する倫理である。母体と胎児の権利の衝突、医療と患者の意思との矛盾、医療者の技術的過誤、患者の権利、病名を知る権利と保護する権利等の問題を挙げつつ、特に脳死・臓器移植・安楽死等の問題は、自己決定の方向へと収歛されていく形で矛盾が解決される方向にあること、一方、環境倫理は個人を制限する方向性を持つこと、宗教から見た自己決定の問題などを講義する。
医療心理学 医療心理学とは、医療の現場における臨床心理学の理論に基づく実践の知といえる。したがって、これまで臨床心理学の領域で蓄積されてきた知見を、医療の領域で応用し、その展開が期待される。臨床心理学の実践は、専門家のみが患者に提供する高度なケアというイメージがあるかもしれないが、実際には日常臨床で手軽に実践できるものも少なくない。日々の臨床現場で役に立つ基礎知識や対処法などを学ぶ。
脳とからだの心理学 本科目では、人の心が複雑な構造や機能をもつ脳の働きによるものであると学ぶ。ヒトにおける高次な脳機能のメカニズムを把握し、感覚、知覚、記憶、情動等に関わる生理および心理についての理解を深める。具体的には、これまでに学んだ基礎知識をもとに、実生活との関連性や今後の展開を考察する課題への取り組みを通して、自ら問題を提起し、それに対する仮説が構築出来るようなることを目標とする。なお、本科目は「生理心理学」の内容を含むものである。
保険医療制度 指定科目「保健医療サービス」で得た専門的知識をベースに、社会福祉士国家試験対策を視野に入れて、専門性をブラッシュアップする。
社会福祉科目群
医学一般 指定科目「医学知識」で得た専門的知識をベースに、社会福祉士国家試験対策を視野に入れて、専門性をブラッシュアップする。
社会調査 指定科目「社会調査の基礎」で得た専門的知識をベースに、社会福祉士国家試験対策を視野に入れて、専門性をブラッシュアップする。
障害福祉 指定科目「障害者福祉」で得た専門的知識をベースに、社会福祉士国家試験対策を視野に入れて、専門性をブラッシュアップする。
児童・家庭福祉制度 指定科目「児童・家庭福祉」で得た専門的知識をベースに、社会福祉士国家試験対策を視野に入れて、専門性をブラッシュアップする。
教育科目群
発達心理学1 生涯にわたる発達を、遺伝と環境の2つの要因の影響という観点から概観し、特に乳児期から児童期の発達について、知覚、認知、言語、社会性などの領域に分けて具体的に解説する。障がい児の発達と学習の過程を説明する。さまざまな発達理論についても触れる。
発達心理学2 心理学には様々な領域があるが、中でも発達心理学は、多くの人の興味をひく領域といえるだろう。それは、全ての人が避けて通れない、加齢にともなう変化についての領域だからである。本科目では、特に児童期以降の発達を概観し、発達・学習についての基礎知識を身につけ、その知識を基に、「やりとり」としての教授・学習場面を見つめるまなざしを培うことを目標とする。
教育相談 子どもが育つ過程で、周囲の人々(保護 者・保育者・教師など)に「困ったこと」が捉えられたとき、保育の場で相談活動が必要とされる。誰が、何に困っているのか、そして困っている人々にどのような援助をしていったらいいのか。本科目では、カウンセリングマインドを生かした子ども理解、発達課題への対応、親との相談活動の基本を学んでいく。
子どもは学校生活において、様々な問題・危機に出会う。その解決を支援するために必要な「適切に状況を把握する方法」や「具体的な対処法」について考えていく。特に「共感的理解」、「自己一致」に焦点化し、日常の家庭生活においても役立てられるような知見に触れる。
卒業研究
卒業研究 4年間の履修を通してもった問題意識や課題について、学生本人が自分でテーマを設定し、主要参考文献の購読や資料収集を行わせる。その結果を自分なりの結論として論文の草稿を提出させ、その提出 に際しては指導教員の面接指導を充分に行う。その後、テーマが一層深く掘り下げられるよう電子メール等による指導を行い、清書許可を受けた者に清書論文を 提出させる。

先輩インタビュー

先輩の話を聞いて計画を立てよう

在校生インタビュー
在校生インタビュー

あなたの卒業後をイメージしよう

卒業生インタビュー
卒業生インタビュー