武蔵野大学通信教育部
21世紀の人類社会が迎える“地球環境の資源の有限性と環境容量の制約”に対応する社会システムの実現が必要不可欠であり、これを実現するための環境 人材が求められています。
本研究科では、「地域社会の環境マネジメント」「環境経営」「エコプロダクツ」の3領域について学べる科目を配置し、3領域の全体像を理解するとともに、1領域を深く学修します。「特定課題研究演習」では、「接続可能な社会の条件に関する考察」「都市環境・地域環境における環境負荷低減のための対策」「事業所における環境マネジメント手法の利用・開発」「製品の環境負荷低減とエコプロダクツ」の中からひとつのテーマを選び、論文を仕上げます。これらを学ぶことにより環境マネジメント能力を発揮して、企業及び地域の環境負荷削減、持続可能な社会の実現に貢献できる人材を育成します。
学位 | 修士(環境学) |
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修業年限 | 2年(最長在学年数:6年) |
入学定員 | 10名 |
入学時期 | 4月 |
学費 | 学費(大学院) |
教育訓練給付制度 | 厚生労働大臣指定の教育訓練給付制度を利用することができます。 詳しくはこちら 厚生労働省ホームページ |
教育方針 | 3つの教育方針 |
40単位以上(必修:16単位/選択:24単位以上)
2年以上在学し、必修12単位を含む36単位以上を修得し、かつ特定課題研究演習(4単位)の成果の審査および試験の合格が必要です。
なお、特定課題研究演習を履修するためには、以下の条件があります。
一般的に、大学院では修士論文の執筆が必修になりますが、本研究科では修士論文にかえて特定課題研究演習の成果を提出します。
以下のテーマ(1)~(4)の中から1つを選択し、事例調査やフィールド調査によって、持続可能性の観点から解決策をまとめ、発表します。
(1) | 持続可能な社会の条件に関する考察 |
(2) | 都市環境・地域環境における環境負荷低減のための地域社会特性や自然環境特性に応じたハード及びソフト対策について |
(3) | 事業所における環境マネジメントシステムの構想、構築、戦略システムとしての利用、新たな環境マネジメント手法等開発について |
(4) | 企業の製造部門等における環境負荷の定量化・軽減策及びエコプロダクツ、そこから派生するビジネスモデルの創出について |
2022年4月現在
教員名:五十音順
明石 修 | 持続可能社会/低炭素社会/環境・エネルギー・経済統合評価モデル/環境システム学 |
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伊尾木 慶子 | リモートセンシング |
磯部 孝行 | 建築構法/ライフサイクルアセスメント/資源循環 |
白井 信雄 | 環境政策/地域社会の構造的再生/ライフスタイル転換/トランジション・マネジメント/気候変動教育/カーボンゼロ社会のビジョン形成/再生可能エネルギーによる地域づくり/気候変動への適応策/持続可能な地域づくり/SDGsを活かす地域づくり/コミュニティ主導 |
白鳥 和彦 | 環境CSR経営/環境イノベーション/環境マーケティング |
髙橋 和枝 | 分析化学/合成化学/機能性高分子/環境材料学/環境影響評価 |
真名垣 聡 | 環境リスク制御・評価/環境影響評価/環境動態解析 |
村松 陸雄 | 未来の学び/越境論・異分野融合/環境心理学/行動科学 |
学習方法(R・S・SR)
レポート(R)、スクーリング(S)、スクーリング・レポート(SR)のうち、科目ごとに設定されている学習方法からいずれかを選択して学習します。
学習方法の選択時期について
正科生と科目等履修生で選択時期が異なります。
正科生 | 入学後の4月上旬に選択します。出願時に選択することはできません。 |
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科目等履修生 | インターネット出願時に選択します。 |
スクーリング(S)またはスクーリング・レポート(SR)を選択する場合は、入学後に別途スクーリングをお申し込みの上、スクーリング受講料を納入してください。
2022年4月現在
科目名 | 単位数 | 授業料 | 学習方法 | スクーリング 受講料 | 備考 | |
必修 | 選択 | |||||
共通科目 | ||||||
1年次 | ||||||
持続可能な発展研究1 | 4 | 44,000 | R | - | ||
環境経営論 | 4 | 44,000 | R | - | ||
環境学演習 | 4 | 44,000 | SR | 30,000 | ||
地域環境マネジメント科目群 | ||||||
1年次 | ||||||
緑地環境計画論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
都市環境心理学 | 2 | 22,000 | R | - | ||
22,000 | S | 15,000 | ||||
地域環境政策論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
2年次 | ||||||
環境コミュニケーション論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
システム・ダイナミックス論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
環境経営科目群 | ||||||
1年次 | ||||||
CSR論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
環境マネジメントシステム論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
ライフサイクルアセスメント論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
2年次 | ||||||
持続可能な発展研究2 | 2 | 22,000 | R | - | ||
環境会計論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
省資源・省エネルギー論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
エコプロダクツ科目群 | ||||||
1年次 | ||||||
環境化学物質論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
環境材料工学 | 2 | 22,000 | R | - | ||
環境デザイン論 | 2 | 22,000 | S | 15,000 | ||
2年次 | ||||||
環境配慮設計・プロセス論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
地域活性化デザイン論 | 2 | 22,000 | S | 15,000 | ||
資源循環・リサイクル論 | 2 | 22,000 | R | - | ||
環境マネジメント演習 | ||||||
2年次 | ||||||
特定課題研究演習 | 4 | 44,000 | - | - | 正科生のみ |
備 考:正科生のみ
有明キャンパス
以下ページよりシラバス一覧をご確認ください。
2022年4月現在
科目名 | 担当教員 |
共通科目群 | |
持続可能な発展研究1 | 明石 修 |
環境経営論 | 白鳥 和彦 |
環境学演習 | 白鳥 和彦 |
武山 尚道 | |
地域環境マネジメント科目群 | |
緑地環境計画論 | 伊尾木 慶子 |
都市環境心理学 | 佐野 奈緒子 |
地域環境政策論 | 白井 信雄 |
環境コミュニケーション論 | 栗林 敦子 |
システム・ダイナミックス論 | 田辺 直行 |
環境経営科目群 | |
CSR論 | 杉浦 正吾 |
環境マネジメントシステム論 | 白鳥 和彦 |
ライフサイクルアセスメント論 | 髙橋 和枝 |
持続可能な発展研究2 | 磯部 孝行 |
環境会計論 | 白鳥 和彦 |
省資源・省エネルギー論 | 明石 修 |
エコプロダクツ科目群 | |
環境化学物質論 | 真名垣 聡 |
環境材料工学 | 髙橋 和枝 |
環境デザイン論 | 林田 和人 |
環境配慮設計・プロセス論 | 鶴田 祥一郎 |
地域活性化デザイン論 | 金子 和夫 |
資源循環・リサイクル論 | 白鳥 和彦 |
環境マネジメント演習 | |
特定課題研究演習 | 明石 修 |
伊尾木 慶子 | |
磯部 孝行 | |
白井 信雄 | |
白鳥 和彦 | |
髙橋 和枝 | |
真名垣 聡 | |
村松 陸雄 |