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本願寺派教師資格コース(科目等履修生)

本学通信教育部では、浄土真宗本願寺派の寺院住職の基礎資格となる浄土真宗本願寺派教師資格を取得するための課程を設けています。

この資格を取得するためには、次の①~③の要件をすべて充足する必要があります。

資格取得に必要な要件

  1. 浄土真宗本願寺派の得度習礼所に入所し、11日間の得度習礼を受け、浄土真宗本願寺派の僧侶となること。
  2. 本学が開講する浄土真宗本願寺派教師資格の取得に必要な科目30単位をすべて修得し、本学所定の浄土真宗本願寺派教師資格課程履修証明書を取得すること。
  3. 前記1の得度習礼を終え、前記②の浄土真宗本願寺派教師資格課程履修証明書を取得した後、浄土真宗本願寺派の教師教修所に入所し、10日間の教師教修を受けること。
  • 上記の浄土真宗本願寺派得度習礼所及び教師教修所の入所手続きは、資格を取得しようとする者が、各自で所属寺住職等を通じて行うものとします。

科目一覧

2020年度 科目一覧

予定のため変更になる場合があります。

講義内容

基礎科目

大学基礎

この「大学基礎」は、武蔵野大学通信教育部での学習の入門科目にあたります。この科目では、武蔵野大学通信教育部での学習に用いるWBT(Web-Based-Training)システムの使い方を理解します。さらに大学生としての学びの姿勢とレポート作成を中心とした技術についても理解します。この科目の履修によって、武蔵野大学通信教育部での学習が円滑に進められることをねらいとしています。

宗教学概論

現代は、グローバル化が進むと同時に新たなローカル性も顕著になるグローカルな時代であると言われている。世界各地の様々な宗教伝統は、世俗化や先進国発信の価値観の影響を受けると同時に、各地域の歴史・文化を背負ったローカルな個性として、世界の表舞台にあらためて姿を見せるようになってきている。世界各地の宗教の知識・理解を持つことは、このグローカル時代の世界・人間理解には不可欠である。本科目では、世界の様々な宗教の歴史・思想・文化の基礎的理解を目指す。

仏教史

今日、文明間の衝突の時代に、一神教とは異なる独自の宗教価値体系をもつ世界宗教としての仏教を学ぶ意義は計り知れない。本科目は、仏教の歴史的発祥の地であるインドにおける仏教の歴史的発展から中央アジアを経由して中国にわたり独自の展開をとげ、朝鮮半島を経て日本にわたってきた仏教の歴史的発展を展望する。しかし、仏教史は過去の仏教の歴史を学ぶことのみが目的ではない。現在の仏教の歴史的状況を学ぶことが同時に大切である。今日、世界宗教である仏教は欧米でも、特に知識人らに評価を受けている。この点も考慮し仏教史の体系的な理解に努める。

仏教基礎科目群

仏教基礎入門

本科目は仏教の基礎ともいえる以下の三分野について学んでいく。

  1. 阿含経典やアビダルマ文献を通して仏教の基本的な教理を学ぶ。仏教の人間観、心理分析、煩悩の究明、世界の捉え方、修行の意味と有り方、等を中心に扱う。
  2. 初期大乗仏教を代表する<般若経典>類を足がかりに、空、縁起、波羅蜜、菩薩道などの基本的な概念を学ぶ。
  3. 戒律文献等を通して僧侶の生活の実態や初期仏教教団の運営の有り方などについて理解を深め、インドにおける仏教の実像に迫る。

浄土教科目群

真宗教義

本科目では、真宗教義の基礎となる「浄土三部経」、「七祖聖教」、及び、『教行信証』『三帖和讃』『歎異抄』等について学習する。また、親鸞以後に展開した真宗教学の要点についても学習する。

真宗史

本科目では、①親鸞の生涯、②本願寺教団の成立と展開について学習する。

浄土真宗本願寺派教師資格科目群

宗門法規

本科目では、①宗教と法律、②宗教法人法の概要、③浄土真宗本願寺派の関連法規、及び、④一般寺院の寺院規則について学ぶ。

勤式作法

本科目では、浄土真宗における①儀礼の意義、②仏具等の荘厳の歴史や意味、③聖典読誦や作法の意義と概要、及び、④勤式作法の実践について学ぶ。

布教法

本科目では,浄土真宗の①布教の意義,②布教の歴史,及び,③布教の実践(布教内容と布教作法)について学ぶ。