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【科目等履修生(看護学コース)】講義内容と担当教員(一般科目)

看護一般科目 (全20単位・通年)

人間論

この講義は、人間科学部の4年間の学習の基礎として、人間に関する基礎的知識と多元的認識能力を学生各人に与え、総合的人間理解の基礎を形成することを目的とする。特に、東洋思想面と西洋思想面から講義が行われる。

心理学概論


心理学とは人間の行動を科学的手法を用いて研究する学問である。得体のしれない存在である「こころ」を研究の対象とすることはできない。そこで客観的で観察・測定可能な「行動」として表出された心的現象が研究の対象になる。この科目では、このような「こころ」を理解する上での科学的態度を理解することを第一の目的とする。さらに環境認知、行動変容、動機づけ、性格・知能、発達、社会的行動など現代心理学の中心的領域を概観することで、その基礎的知識の習得を目指す。
担当教員
小西 啓史

臨床心理学

この科目では、臨床心理学の基礎として、分裂病、うつ病、不安などの心の病について学ぶ。ただし、医学的・生物学的な話題は最小限にとどめ、むしろ心理学がこれらの心の病の治療にどう貢献できるのかを考える。具体的には、近年普及しつつある認知行動療法の視点に立ち、各疾患に特徴的な思考パタンを明らかにしつつ、心の病の心理学的理論や、その理論に基づく病状の査定、評価方法、治療の考え方と今後の課題について学ぶ。

担当教員
野口 普子

死生学

死生学(サナトロジー)とは、人間が生き、そして死ぬということはどういうことなのかについて考える学問である。「生・老・病・死」学といってもよいが、単に自己の生老病死だけではなく、他者の生老病死をいかに受け止め、それにどのようにかかわっていくかも含めて考える必要がある。具体的にはターミナル・ケア、癌告知、脳死、臓器移植、人工授精などの問題を取り上げる。また、生死と宗教のかかわりについても学んでいく。

担当教員
爪田 一寿

生命倫理

生命倫理は生命に関する矛盾した状態の発生に対応する倫理である。母体と胎児の権利の衝突、医療と患者の意思との矛盾、医療者の技術的過誤、患者の権利、病名を知る権利と保護する権利等の問題を挙げつつ、特に脳死・臓器移植・安楽死等の問題は、自己決定の方向へと収歛されていく形で矛盾が解決される方向にあること、一方、環境倫理は個人を制限する方向性を持つこと、宗教から見た自己決定の問題などを講義する。

担当教員
爪田 一寿